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【活動報告】視覚障害者ツアーの参考に”ノールックみゅーじあむ”に参加

理事の西です。
ホッチポッチでは、見えない人にガイドが見える光景を言葉で伝える試み、視覚障害者向けツアー・ミュージックジャーニーを今年もおこなう。
その参考にしたく「ノールックみゅーじあむ」に参加。会場は象の鼻テラス。
壁面には視覚障害者の描いたアート作品が並ぶ。強力な集中力を発散する作品ばかり。
その他に感心した事がふたつ。
【その1:触る写真】
いまやプリンタ技術が進化し写真に凹凸が付く。
ここで興味深いのは、晴眼者は写真細部凹凸を指先で確認する(見えるからね)。
一方、視覚障害者は手のひらで写真全体の凹凸を感じる(見えないからね)。
当然、感じ方は違うし脳内に浮かぶイメージも違う。でもそれでイイ。
【その2:聴覚触覚で絵を描く】
自分の作品を見ることは出来ないなら、ピコピコハンマーで絵具をたたき込み聴覚で作画を楽しむ。
キャンバスに塗り込んだ絵具を手のひらでなで回し触覚で楽しむ。
動画に写るめっちゃ笑い合う当事者たちの姿が印象的。そりゃそうだ。
主催者からの「見えないからこそ、ひろがる世界」そのメッセージをミュージックジャーニーに活かしたいと感じた。
【ガイドボランティア募集中「ミュージックジャーニー」】
https://arcship.jp/hotchpotch/archives/1345
【視覚障害当事者募集中「ミュージックジャーニー」】
https://arcship.jp/hotchpotch/archives/1321

