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【出演者インタビュー】横浜に帰ってきた、ロカビリー 〜The Biscats〜

「ロカビリーをやりたい人、東京に来てください!」
……というところから始まったわけではありませんが、「The Biscats」(ザ・ビスキャッツ)の結成には、ちょっとした「呼ばれたらすぐ行く」の精神がありました。
今回、ホッチポッチに出演してくださるのは、Misakiさん、Kenjiさん、Sukeさんによる3人組のハイブリッド・ロカビリーバンド、「The Biscats」。
ホッチポッチは、さまざまなジャンルや世代の音楽が一つの場所に集まり、普段なら出会わない音楽にも触れられる「ごちゃまぜ」の音楽祭です。
そんなステージに、ロカビリーバンドのThe Biscatsが登場します。
3人の出会いは、2016年
The Biscatsのボーカル・Misakiさんは、横浜生まれ横浜育ち。
父親がロカビリーバンドをやっていたことから、幼い頃からロカビリーを聴いて育ちました。
ただ、あまりにも身近な存在だったため、最初から「ロカビリーをやろう」と思っていたわけではありません。
ギャルモデルなど、さまざまな活動を経験した後、「自分が本当に表現できるものって何だろう」と考えたときに、改めて自分のルーツであるロカビリーと向き合うことになりました。
そして2016年、同世代でロカビリーをやっている人を探していたMisakiさんが発見したのが、当時関西で活動していたKenjiさんとSukeさん。
「この人たち、めっちゃいいじゃん」
そう思って声をかけると、Kenjiさんはすぐに参加を決意。
もともとMisakiさんのお父さんのバンドに憧れていたこともあり、「その人から声をかけてもらったなら行きます」と思ったそうです。
さらに、ちょうど音楽を辞めようと考えていた時期だったこともあり、「これが最後のチャンスかもしれない」と感じていたKenjiさん。
Misakiさんのデビュー曲を聴き、「ロカビリーと日本のポップスが融合していて、自分がやりたかったロカビリーだ」と思ったことも、大きなきっかけになりました。
Sukeさんはというと、ちょうどロカビリーを始めたばかり。
「楽しそうだし」という気持ちで、こちらも二つ返事で関西から東京へ。
こうして3人が出会いました。
3年かけて、バンドになった
とはいえ、2016年の時点ではまだ「The Biscats」というバンドではありません。
最初はMisakiさんのソロ活動を、KenjiさんとSukeさんがサポートする形でした。
Misakiさん自身も、当時はバンドにするつもりはなかったそうです。
「一人で責任を取りたい」と思っていたMisakiさんの考えを変えたのは、2人と一緒に全国ツアーを回る中で感じた、2人の人柄とロカビリーへの思いでした。
そして、3人の関係を決定的に変えたのが、なんとMisakiさんの実家でのバーベキュー。
3人で盛り上がる中、
「バンドの方が楽しくない?バンドになろうよ」
という話になり、2019年に正式にバンドとして活動することになりました。
出会ってから今年で10年。
最初は「サポート」という関係だった3人が、今では同じバンドとして一緒に夢を追っています。
横浜は、それぞれに違う思い出がある
今回のホッチポッチの舞台となる横浜は、Misakiさんにとって生まれ育った街。
コスモワールドや大さん橋など、今回の会場周辺でも昔から遊んでいたそうで、
「青春を過ごした場所なので、本当に全部好き」
今回のホッチポッチの舞台となる横浜は、Misakiさんにとって生まれ育った街。
コスモワールドや大さん橋など、今回の会場周辺でも昔から遊んでいたそうで、
「青春を過ごした場所なので、本当に全部好き」
と話してくれました。
Kenjiさんにとっても、横浜はツアー初日やイベント、ラジオ出演など、音楽活動を通してつながってきた場所。
一方、Sukeさんには、横浜で生まれた特別な縁があります。
それが、横浜DeNAベイスターズの三浦大輔前監督。
ロカビリー好きの三浦監督がThe Biscatsを知ってくださったことから交流が生まれ、グッズを購入してくれたり、ライブにゲストとして来てくれたりしたそうです。
もともと野球少年だったSukeさんにとって、三浦監督は選手時代からの大スター。
「ロカビリーを始めて、まさか三浦監督に会えることになるなんて思ってもみなかった」
という、思いがけない横浜とのつながりです。
さらに、「The Biscats」のツアー初日が横浜公演だった日(2024年11月3日)は、ベイスターズが日本一になった日。
三浦監督からライブに花が届いたこともあり、Sukeさんにとって特に印象に残っている横浜での一日になっています。
そんな思い出のある横浜に、今度はホッチポッチの出演者として帰ってきます。
The Biscatsのライブは「見る」ことも楽しい
今回のステージで注目してほしいのは、もちろん音楽だけではありません。
衣装やメイクなどのビジュアルも、すべて自分たちでプロデュースしています。
新作アルバム『BLACK or PINK?』でも、作品の世界観に合わせて「Black」と「Pink」をはっきり分け、スタイリングまで自分たちで作り上げています。
7月29日にリリースされたこのアルバムには、楽しいことや嬉しいことだけでなく、怒りや悲しみまで、さまざまな感情を詰め込んだそう。
そして、ライブではSukeさんのウッドベースにも注目です。
乗ったり、飛び跳ねたり、くるくる回したり、持ち上げたり。
「ロカビリーはパフォーマンスが命みたいなところがある」
という言葉どおり、音楽を聴くだけではなく、ステージ上の動きまで楽しめるライブになっています。
Misakiさんは、楽曲によって自分自身の表現も変わることに注目してほしいと話してくれました。
Kenjiさんは横浜での釣りも気になっている様子。
「一応、竿は持っていこうと思います!」
ライブ以外にも横浜を楽しみにしているようです。
「少し成長したよ」と、地元・横浜へ
今回のホッチポッチ出演について、Misakiさんは、
「自信を持って地元に帰れる、少し成長したよという感じで帰れるのが嬉しい」
と話してくれました。
ロカビリーという一つの音楽をきっかけに、横浜生まれのMisakiさんと、関西からやってきたKenjiさん、Sukeさんが出会い、10年。
そして今度は、その3人が横浜の象の鼻パークでステージに立ちます。
ホッチポッチには、普段からロカビリーを聴いている人だけが来るわけではありません。
知らなかった音楽に出会い、たまたま足を止めた人が、その音楽を好きになる。
そんな出会いが生まれるのも、さまざまな音楽が「ごちゃまぜ」になるホッチポッチならではの楽しさです。
The Biscats が鳴らすロカビリーも、きっとその一つ。
音楽はもちろん、衣装やメイク、そしてウッドベースを使ったパフォーマンスまで、3人が作り上げるステージをぜひ会場で楽しんでください。
11月の象の鼻パークで、The Biscatsがどんな「ごちゃまぜ」を見せてくれるのか、ぜひ楽しみにしていてください。
■アーティストプロフィール
Misaki(Vo.)、Kenji (Gt.)、Suke(W.ba)のハイブリッドロカビリーバンドとして2019年に結成。
初ライブをラスベガスで敢行。
YouTubeの登録者数は13.5万人。
今年7月に2ndアルバムをリリース。9月からは全国ツアーを開催。
■ホッチポッチ横浜ごちゃまぜミュージックフェス2026(概要)
日付:2026年11月14日(土)~15日(日)
会場:象の鼻パーク
開催時間:11/14 12:00~17:00・11/15 11:30~17:30 *予定
主催:認定NPO法人アークシップ
入場:無料


